オーナー紹介

ごあいさつ
~私らしい農業を探す旅へ~

オーナー 磯野孫栄

皆さんこんにちは。オーナーの磯野孫栄です。弊社のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
2019年2月にマセゾン・エ・ルーヴァン株式会社を立ち上げました。実家は古くから稲作を行う農家でしたので繁忙期に手伝うことはありましたが、大学卒業後は商社に勤務し農業とは距離を置いた生活をしていました。
平成11年に父が他界し後を引き継ぐ形で兼業農家となり米生産を行い、その後農業に専念する為、独立し農業法人を設立しました。

「人生はチャレンジすべき」とのことを学び、私らしいやり方で、私らしい農業を目指したいと思いました。まずは他県の農家や道の駅等で、何がどんな風に作られて売られているのかを自分の目で確かめる旅に出ました。
農作物は市場やJA等を経由して販売される以外に契約農家や道の駅等の直売、ECショップの直販等、種類も販売ルートも多種多様になっていますが、後発の私にとっては、より魅力のある商品の生産が必要であると実感しました。

Ma Saison et Le Vent
~社名に込めた想い~

マセゾン・エ・ルーヴァンロゴ

そして、他との差別化の第一歩として社名にこだわりました。「Ma Saison et Le Vent」はフランス語で「私の季節、そして風」という意味です。農業主体の会社ですので、お客様はもちろん、関係する様々な人が季節を感じていただくことが出来る、そのようなアイテムを有する場所となるようにと考え決定しました。初めてお会いする方には会社の内容よりも「何という意味ですか」という質問の方が多く、会話が弾み喜びを感じています。大学時代に勉強したフランス語が役に立ちました。

次に何を作るかです。お米作りと並行して新しいチャレンジができ、お客様に喜ばれるもの。そして趣味の旅行をする時間も確保したい。そこでひらめいたのが、ブルーベリーのハウス栽培でした。

ユーリカとの出会い

選定のようす

2019年、竹林を開墾したスペースにビニールハウスを設置し、ブルーベリーの栽培を始めました。品種や栽培方法を色々試す中で出会ったのがユーリカです。この品種は2015年から国内で販売開始となった新しい品種です。ユーリカの苗木は一国一許可制となっており、日本では大関ナーセリー様がその権利を保有しています。私は大関社長からこの品種の提案をいただき、苗を譲っていただき、足繁く通って色々ご指導いただきながら試行錯誤を続けました。そして3シーズン目、ついに弊社のユーリカを皆様にお届けできるようになりました。
これからも、私自身が楽しみながら、風のようにしなやかに、新しい食文化を発信していく会社にしたいと思っています。

おわりに

ブルーベリーのハウスの前でスタッフと記念撮影

ブルーベリーの生産にあたり、これまでご指導いただきました大関様、青木様、松村様、設備関係の会社様、ご近所で応援してくださいました皆様、お見えいただき、或いは召し上がってPRをしていただきました皆様に深く感謝すると共に、今後も応援、PRを宜しくお願い申し上げます。
大多喜町長が提唱しております「住んでよし、訪れてよし」の一端を担えますよう、幸せや喜びを感じていただける空間やアイテムの提供を通して社会貢献する所存でございます。